2007-02-14から1日間の記事一覧

『容疑者の夜行列車』の奇妙さのこと

多和田葉子の本のタイトルをめぐる、面白い指摘を読んだ。『群像』2007年2月号の《「翻訳の詩学」―〈エクソフォニー〉を求めて》と題した対談で、野崎歓が語る本のタイトルの奇妙さのことである。多和田葉子、柴田元幸、小野正嗣さんとの会話の中で、 …