2012-07-09から1日間の記事一覧

石井鶴三の装丁画のこと

北村薫・宮部みゆき編『名短篇、さらにあり』に所収の川口松太郎の短篇『不動図』の冒頭に、 石井鶴三の個展が資生堂の二階にあった。昭和初年のことである。石井さんの画は前から好きで再三見ている。春陽会では中川一政、木村荘八、小杉放庵の三人と石井さ…