2017-04-01から1ヶ月間の記事一覧

タンポポと対談

晴れた。最高気温20℃、最低気温13℃。 乾燥した風が吹く。タンポポが黄色が鮮やかだ。白い綿毛は風にゆれている。 「新潮」5月号の特別対談「小説家の名誉と恍惚」(筒井康隆+松浦寿輝)の一部が読める。 参照:小説家の名誉と恍惚http://www.shinchosh…

葉桜や町を見下ろす白き犬

桜は葉桜になった。山吹(ヤマブキ)は黄金色(こがねいろ)の八重咲きが咲き出しました。 バラ科の落葉低木。山間の湿地に多く、群生する。葉は互生し、卵形で先がとがり、縁に二重のとげとげがある。晩春、黄色の五弁花を開き、実は暗褐色。古くから庭木と…

目に青葉の季節

前日の春の嵐から晴れ上がった。最高気温23℃、最低気温15℃。 北風が吹き、空気が乾燥し気持ちがよい。遠方の山の稜線がくっきりと眺められる。 紫の花びらの紫木蓮(シモクレン)に若葉が芽吹いています。 目に青葉の季節がやって来た。筍(たけのこ)が…

ゆで玉子むけばかがやく花曇

晴れて空気が乾燥している。最高気温21℃、最低気温6℃。 桜が散り始めました。風が吹くたびに桜吹雪になって舞う。 「ゆで玉子むけばかがやく花曇」 「膝の子に飯(いひ)やしなひや花の下」 「花人に北の海蟹ゆでひさぐ」 中村汀女の俳句で、昭和十一年(…

肩にある落花の色は濃かりけり

公園や庭園の桜は満開でそぞろ歩きの人々が多い。海外からの旅行者も増えた。 庭園にコバノミツバツツジが満開であった。 「病院の静かに混める花曇」 「肩にある落花の色は濃かりけり」 「輝きし落花花間にまぎれたり」 中村汀女の俳句で、昭和十五年(19…

なつかしい時間

朝晩は霧が濃い曇天で、桜は満開だ。花曇り、湿度が高く90パーセントほどだ。 渡り鳥のツバメは南の国からやって来て、ちちちちっとさえずる。 長田弘の『なつかしい時間』を読む。NHKテレビの「視点・論点」で著者が語った原稿をまとめたものをこうした文…