2022-06-01から1ヶ月間の記事一覧

シネマのある風景2

山田稔著『シネマのある風景』を読むと、パリのポルノ映画館街の近くに居たことがあるという。 パリのポルノ映画館といえば、マリー=クロード・トレユー監督の『シモーヌ・バルベス、あるいは淑徳』という映画がある。 「ディアゴナル特集」で上映されたマ…

シネマのある風景

《短編作家が自らの人生と重ね合わせ、心を寄せた映画の中の愛と孤独、青春と老いをそっと語る。》 山田稔著『シネマのある風景』を読む。山田さんは映画は映画館で観ることにしているので京都から大阪へ出かけて観ることもある映画館好きだ。『最後の読書』…

「ユリイカ」特集・田中泯

「ユリイカ」2月号の特集・田中泯。参照:http://www.seidosha.co.jp/book/index.php?id=3655 《私を使わない自由を踊る――田中泯と世界、その可傷性と偶有性》と題した松岡正剛と石井達朗の対談に注目した。 映画『名付けようのない踊り』に合わせた企画で…