睡蓮とめだか

睡蓮と蛙

夏至の日に訪れた公園の池に寄り道してみた。睡蓮の花のつぼみがふたつ水面から出ていた。水の中に隠れて横たわっているつぼみもあちこちに見える。雨模様の雲行きの夏至の日には気にならなかった蛙の鳴き声が、池の中から合唱しているように聴こえる。睡蓮の葉の上に小さい蛙、それより少し大きい蛙などが座ってじっとしている。水中をのぞき込むと思っていたより水が透き通っていた。夏至の日は曇っていたので水がにごって見えたのだろうか。何か動くものが見えた。めだかが泳いでいる。少し泳いで水草の中へ消えた。