リチャード・ブローティガンの訳者、藤本和子さん

 秋晴れ。正午過ぎに橋を渡っている時に鵜が泳いでいるのに出合った。すっと伸びた首すじと長く大きめのくちばしが特徴かな。様子を見ていると、さっと川へもぐった。もぐるとなかなか浮かび上がってこない。潜水時間が思ったより長いね。鵜は群れていなくて、一羽で行動している。このあたりは川といっても海水だから海鵜かもしれない。鵜というのは、調べるとペリカン目のウ科になるんだね。うーん。知らなかった。そういえば、くちばしの大きさや長さは、なんとなくペリカンに似ている。野鳥の観察はオモシロイ。
 
 朝日の朝刊の文化欄に「単眼複眼」というコラムで、「刊行相次ぐブローティガン作品」という記事があった。佐久間文子という人が書いている。かつて『アメリカの鱒釣り』を翻訳した訳者の藤本和子についての文だ。
 この藤本和子の訳によるリチャード・ブローティガンの翻訳された本は、ずいぶんと後になるまで、いや、今でも影響を与えているといえるかもしれない。
 この藤本和子さんの訳については、以前ある人のブログで少し触れてみた。