冬至、柚子湯

夜景

 夜が明けると、晴れた空と一面の雪に覆われた世界に変わっていた。積雪は七センチくらいかな。山間部では一メートル五〇センチを超えての積雪のところもあるようだ。
 一日中、晴れていてときおり雪まじりの天気だった。陽射しは暖かいが、風は冷たい。日陰の場所に雪が解けずに残っていた。
 冬至。柚子(ゆず)湯に入る。カボチャのスープを朝食で。
 池田清彦の『やがて消えゆく我が身なら』2005年(角川書店)を読み始める。角川書店のPR誌の『本の旅人』に連載していたエッセイに加筆・訂正した本。連載していた頃に読んでいた。なんとなく面白いエッセイだった。ゆっくり読んでみよう。