海鵜の飛行

枇杷の花

 川を渡っていると、上空を一羽の海鵜らしき鳥が羽を動かしながら、左から右へ飛んで来て飛び去って行った。鳥を地上から仰向いて眺めると、この海鵜らしき鳥は首が長かった。鳥のからだの色は全身が黒かった。真っ黒の色をしていた。
 昨夜のNHKラジオの「土曜ジャーナル」は「図書館が変わる」というタイトルで、官から民へという流れでの図書館をめぐっての話へ、ゲストに森まゆみが出ていて、その話を聴いた。
 同じく昨夜の深夜便の「サタデートーク〜輝け!熟年」はゲストに歌手の伊東ゆかり。三人娘時代の話や幼い頃の話やらも語られていて興味深かった。
 紀田順一郎の『私の神保町』2004年(晶文社)を読む。本屋さんにまつわる思い出話が面白い。「戦後漫画の出発」は手塚治虫の『新宝島』(1947年)が第一次石油ショックの頃に二十五万円という値がついたことをめぐっての話だが、時代の証言として貴重だ。