タルホの明石時代

ハスのつぼみ

 公園の池へ寄り道。ハスのつぼみが大きくなっている。もうしばらくすれば、咲きそうだ。
 気温が上がり蒸し暑い。池の水面になにやら動くものがいる。目を凝らすと、メダカのようだ。ぴっぴっとメダカの動きが水面に波紋を広げる。
 『中央公論』2006年8月号で、川本三郎の連載〈『細雪』とその時代〉に、稲垣足穂からの引用があった。稲垣足穂の「星を売る店」である。
 手元にある新潮文庫の松村実さんの解説を読むと、「星を売る店」は、明石の人丸神社境内で書かれたという。うーむ。やはり、タルホは明石時代に引かれるものがある、http://www.pure.ne.jp/~senbei/kobore_1.html#02