若冲と江戸絵画

アオサギ

 昨日、川を渡っていると、川岸の浅瀬にアオサギが一羽いた。十五メートルほど近づいて観察する。すると、頭上を白いカモメが翼(つばさ)を広げて右手から左手へと飛び越えて行った。
 NHK教育テレビ新日曜美術館で、「若冲21世紀へのメッセージ」というタイトルの番組を観た。 「若冲と江戸絵画展」から、伊藤若冲の屏風絵などをめぐって、コレクターであるプライス氏や美術史家の辻惟雄氏の話が聴けた。若冲の絵の技法についての新しい発見を、辻惟雄氏が特に強調されて述べられていたね。番組で象と虎を描いた絵があったけど、面白い絵だったなあ。