石津謙介の「VAN」と伊藤逸平の「VAN」

 昨夜は梅雨入りの時のような雷と雨が降った。落雷の音が爆撃音のように鳴り響く。
 昨夜のラジオ深夜便の「サタデートーク〜輝け!熟年」は加賀美幸子アナウンサーの担当日。服飾評論家の石津祥介さんがゲストで、「熟年男性よ、知的な“不良紳士”たれ!」というタイトルの番組を聴いた。VANヂャケットの石津謙介さんの息子さんのお話で、石津謙介さんの話題が聴けたのが良かった。
 そういえば、VANヂャケットのVANは、伊藤逸平さんの雑誌「VAN」から名づけられたんだね。これは、加藤芳郎の『加藤芳郎の仕事も人生もプロでなくちゃ』1994年(中経出版)で書かれていた。ふーむ。石津謙介と伊藤逸平のお二人は一歳違いで、坪内祐三の『後ろ向きで前へ進む』*1晶文社)で言うところの〈モダニスト〉かな。
 伊藤逸平と雑誌「VAN」のことで、伊藤逸平の「VAN」のことについては、すこし触れている。参考までに。