原田治の『ぼくの美術帖』のこと

満月

 夕方、東の空に月が昇っていた。丸く大きく見える満月だ。うーん。今日は満月雑記帳だ!
 今朝の朝日新聞の読書欄の「たいせつな本 my classics」で、中野翠原田治の『ぼくの美術帖』*1を挙げている。中野さんが、《出版不況と言われる中で、今年の春、うれしいことがあった。》として、この本を書評している。この本で、中野さんが《特に「美意識の源流」と題された縄文文化論。新しいみすず書房版で再読して、また唸(うな)った。》と述べているのだった。そういえば「美意識の源流」で、たしか岡本太郎縄文文化論に触れていたね。
 そのほかで、私がこの本で注目したのは、原田さんが中学生の頃知りましたという『世界の漫画』という本のことだった。これは、伊藤逸平さんの本ではないかしら。
 参照:http://d.hatena.ne.jp/kurisu2/20060727