後藤新平、生誕百五十周年

クローバー

 早朝、伸びていた樹木の枝を刈る。
 朝日新聞藤原書店の広告を見る。生誕百五十周年記念特別企画として、『後藤新平の「仕事」』、20日刊とある。6月刊で、『後藤新平大全』も控えている。雑誌『環』vol.29春号は、〈特集〉世界の後藤新平後藤新平の世界。
 うーむ。後藤新平といえば、伊藤博文後藤新平厳島での会談、「厳島夜話」のことについて、鶴見和子の『遺言―斃れてのち元まる』という本で語られていたね。
 この会談は、NHKの「その時、歴史が動いた」という番組風に言えば、伊藤博文が暗殺されるまで後、何年というナレーションになるような歴史的なキーポイントになる会談だった。
 ここは、是非とも後藤新平の世界を知るためにも、この「厳島夜話」をめぐる番組を見たいものだ。
 夜、NHKラジオの「今夜も大入り! 渋谷・極楽亭」を聴く。甲野善紀さんがゲストで登場。カルメン・マキ&OZの「空へ」の曲が放送される。甲野さんの何者でもないものという話が面白い。
 ラジオ深夜便は、榊 寿之アナウンサーの担当日。人生“私”流 「旅で見つけた日本、そして世界」と題して、池澤夏樹さんがゲストであった。いままで住んできた土地のこと、思うことなどを話されていた。