薫風やともしたてかねついつくしま

ザクロの実

 早朝から蝉の鳴き声が聞こえる。アブラゼミクマゼミの鳴き声が混じっている。
 街路樹のザクロの木には果実が、もう実っていた。
 今宵は満月だが、夕方にはまだ昇っていなかった。
 宮島の管弦祭に参拝客として出かけた人からお土産に、博多屋のもみじ饅頭をいただく。蕪村の句に、

  宮島
薫風(くんぷう)やともしたてかねついつくしま

 安永六年の句である。
 
 老舗書店で『波』、『本』、『一冊の本』2007年8月号をもらう。他に、『早稲田文学 FREE PAPER』も。
 老舗古書店の支店で、二冊購入。
 鶴見和子南方熊楠』1991年19刷(講談社学術文庫*1
 多田道太郎『身辺の日本文化』1998年11刷(講談社学術文庫*2
 その後、ブックオフで絵本を買う。
 寺村輝夫作・長新太画『おしゃべりなたまごやき』1992年51刷(福音館書店