予約していた歯科で、待つ間に携帯本で内山節の『「創造的である」ということ(上) 農の営みから』を読む。
麻酔注射で上唇が痺れるが、3時間ほどで元に戻る。うーむ。
秋に植えたチューリップの球根から芽が出てきた。
夕方、晴れた南西の空に三日月が眺められた。寒の入りから今まで暖冬が続いていたが、今夜あたりから冷え込みそうだ。
蕪村の句に、「冬こだち月に隣をわすれたり」。明和年間の句である。
昨年読んだ内山節の本で、気になっていたフランソワ・ケネーの経済思想が、この『「創造的である」ということ(上) 農の営みから』でも展開されているのだった。
もうひとつ、トクヴィル再評価の動きについて。
しかしこの十数年フランスをはじめとするヨーロッパでは、トクヴィル再評価の動きが高まってきました。彼の社会や人間、労働のとらえ方が、無視できない重要なものを含んでいたことに、人々が気づきはじめたのです。
今年は、このトクヴィルを参考にして話をすすめていきますので、よろしくお願いいたします。 11ページ
- 作者: 内山節
- 出版社/メーカー: 農山漁村文化協会
- 発売日: 2006/04/01
- メディア: 単行本
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