昨日届いていた「出版ダイジェスト」No.137に目を通す。
白水Uブックスのアレッサンドロ・バリッコ『絹』は、映画『シルク』の原作なんだね。ウディ・アレンの映画を先週観た時に、予告編で『シルク』を観たのだった。1月19日から公開上映。
「本の十字路」は黒岩比佐子さんの新著『編集者国木田独歩の時代』を紹介している。これは面白そうである。
国木田独歩の旧居が山口県柳井市にあり訪れたことがある。三角餅(みかどもち)の藤坂屋も。独歩の作品『置土産』にも登場する餅菓子。
国木田独歩の書いたものといえば『欺かざるの記』が、佐々城信子をめぐる日記の箇所が面白い。これは、伯母が戦前に買ってわが家にあった本で読んだのだった。