椿のつぼみ

椿のつぼみ

 昨日の夕方近くに牡丹雪が舞い降りる。晴れていて三日月が南西に昇っていた。月が輝いていて、地上では雪が舞っているのだった。終日気温が上らなかった。
 今朝は最低気温が−1℃で、外はうっすら雪で白くなっていたが、じきに消えた。晴れて陽射しが強い。
 街路樹の椿の木につぼみが膨らんでいる。間近に眺めると、つぼみがほんのり紅色に染まっている。
 今日の夕方に南南西の天高く月が昇っていて、上弦の月になりかけている。南南東の方角にはオリオン座が見え、その左におおいぬ座シリウスも輝いていた。
 保坂和志の『「三十歳までなんか生きるな」と思っていた』(草思社)を読みはじめる。この本は草思社から昨年の10月の刊行になる。そうすると、草思社からギリギリ最後の出版になるんだなぁ。
「三十歳までなんか生きるな」と思っていた