読書用拡大機

ヒドリガモ

 川を渡っていると浅瀬の水面に渡り鳥の群れ、ヒドリガモがいた。海苔をついばんでいる。
 月刊『PLAYBOY』4月号に「この人の書斎が見たい!」といった特集あり。この手の特集があると見るようにしている。その中で、吉本隆明氏の書斎写真があったので興味深く眺めてみた。
 右手の方の書棚に藤井貞和の『源氏物語の始原と現在』が顔をのぞかせている。そして、左手の奥のほうに安原顯の本がずらりと並んでいて、高橋源一郎の『ゴーストバスターズ』の背中が見えた。視力が衰えた今も、読書用拡大機を使ってモニターで本を読んでいる様子とその健在ぶりが分かる。
 この道具、ちょっと場所を取るけども辞典のような小さな文字を読むには便利な気がするなぁ。以前、丸善で買ったアクリルの円柱を半分に切った形状の拡大レンズをつかっているんだけど・・・。
 もうひとり鹿島茂氏の書斎。これから『神田村通信』を読むのでグッドタイミングである。