『グッドモーニング』

枇杷の実


 快晴であるが、寒の戻りのような気温だ。寒のころ甘い香りの白い花が咲いていた枇杷の木に、ドングリほどの果実を見る。
 さいはてと読むのだろうか。
 『ユリイカ』2008年4月号に掲載されている最果タヒの『グッドモーニング』からの詩を読んだ。
 う、う、な、ん、だか、お、おも、し、ろい?!
 つづいて中原中也賞の選評も読む。
 荒川洋治は《「感じる」詩ばかりの現代詩のなかで、この人の「考える」姿に、ものをになう能力と意志を感じた。》とか、《「感じる」人ではなく「考える」人の詩集である。》という。
 佐々木幹郎は《早熟で、明瞭な方法意識を持った新人の登場である。》と言っている。
 高橋源一郎は《つまり、ここには、(いま、詩集では滅多に見ることのできない)「現在」が存在しているのである。おや、きみ、そんなところにいたんだね。初めまして、おはよう、おはよう!》うーむ。
 
 では、グ、グ、グッドナイト!