アメンボと献立日記

アメンボ

 夕方、公園の池に寄り道する。水面を滑るアメンボを見つけた。

 半翅(はんし)目アメンボ科の昆虫。中脚と後脚が体長より長い。池などの水面を滑走し、水面に落ちた昆虫を捕食する。体は飴(あめ)のにおいがする。みずぐも。かわぐも。あしたか。あめんぼう。  『大辞泉

 公園を通り抜けてブックオフで文庫本を四冊。
 横田正知編『写真俳句歳時記(夏)』1985年第33刷(現代教養文庫
 横田正知編『写真俳句歳時記(冬)』1985年第33刷(現代教養文庫
 梅棹忠夫『情報の家政学』2000年(中公文庫)
 沢村貞子『わたしの献立日記』1997年(新潮文庫
 夜、コガネムシがやって来た。灯りに何度もぶつかる。
 床に落ちて来たのを、指で摘まんで外へ放した。虚子に「亀虫(こがねむし)擲(なげう)つ闇の深さかな」。この句は、『写真俳句歳時記 (夏)』(現代教養文庫)に見つけた。
 この歳時記は白黒写真入りだが、とてもレイアウトに工夫が見られる。巻末に音順索引が付いている。
 沢村貞子は、春原政久監督の映画『三等重役』で社長夫人を演じていたなぁ。うーむ。
 これから献立日記を読んでみよう。