豆まきの由来

豆まきの由来。宇多天皇の昔、鞍馬山の奥に僧正谷という所に住んでいた鬼神が、都に乱入しようとしたので、三石三斗の豆を煎って、鬼の目をつぶして災厄をのがれたと云うことが始まりである。
 「悪疫退散。鬼は外! 福は内!」と、袋に書かれた鬼豆という名の袋菓子(中に大豆が小袋に入っている)の包装に書かれていました。
三石三斗とは、尺貫法ですね。メートル法ではどのくらいになるのだろうか。
 蕪村の句に、「極楽の近道いくつ寒念仏」。もう一句あり、「細道になり行(ゆく)声や寒念仏」で明和五年十一月二十四日の句である。