「新・話の泉」を聴く

  園芸店で野菜の苗、パセリ、チマサンチュ、カキチシャ(赤葉)を購入。
 夜、NHKラジオの番組「新・話の泉」を途中から聴いた。
 今夜の出演者は、毒蝮三太夫嵐山光三郎山藤章二松尾貴史の各氏に、録音している声での出演になる立川談志さんで、司会はおなじみの渡邊あゆみアナウンサー。

 「うさぎとかめ」の童謡の歌詞で、ウサギとカメの問答をめぐっての談話がされているところからだった。

 嵐山さんのこの歌の歌詞に力づけられましたという発言に、毒蝮さんの反論があり最後は喧嘩両成敗ということにしましょうと山藤さんが丸く収める場面あり。

 「私が好きな歌の一節」についての出演者のあいだでの談話が面白い。
 司会者の渡邊あゆみさんが、毒蝮さんの発言に、なぜそこまでウサギの肩を持つんですか? と言う場面が可笑しかった。

 松尾さんの挙げた風変わりな歌についての話題が興味深かった。
 それは落語「くっしゃみ講釈」の中で、笑福亭松鶴桂枝雀が歌っている歌で、松尾さんの好きな歌の一節。
 講釈師に恨みを持っているひとが講釈師にくしゃみをさせるようにしてすっきりした気持で帰っていくときに歌う歌。
 それを笑福亭松鶴桂枝雀の落語「くっしゃみ講釈」で、二人が歌っている同じところを放送して聴き比べる。トンボの背中はピッカピカ・・・♪。
 意味のないといえば意味のない歌で、ナンセンスな歌なのだが・・・。
 立川談志さんは「三等車の女」を挙げていた。
 「くっしゃみ講釈」の歌の一節が好きだと言う松尾さんの話が特に印象に残った。
 ナンセンスな歌を確めたくて、先日聴いた笑福亭仁鶴の「くっしゃみ講釈」を聴き直したくなる。
 
 それでは、また来月お会いしましょう。