一箱古本市

一箱古本市

「お好み本ひろしま2009 一箱古本市」が11月7日、8日と開催された。
 前夜祭の6日を含めれば三日間である。
 参照:「お好み本ひろしま2009 一箱古本市http://bookrainbow.com/okonomi/
 7日の一箱古本市に参加した。出品する本を準備するまでの作業が初めてだったのだが、なんとか前日までに整えた。屋号を作ったり、本の後ろの見返しにはさみ込むスリップを作った。こういう作業が楽しい。
 当日(7日)の10時の集合時刻に、ダンボール箱に入れた本を抱えて(かなり重い)バス停から歩いて会場の通りへ行く。7日は快晴で天気に恵まれた一日だった。重いダンボール箱を抱えて汗ばむほどある。
 本通商店街の南に平行する二本目の通りにて「一箱古本市」が開かれるのだ。
 集合場所の松本パーク(駐車場)で、主催者のスタッフの方から開店する場所の地図をもらう。それによると、目と鼻の先の向かいの「こっとう史音」という民芸骨董店の店先が指定された場所だった。 
 大家さんに挨拶して、11時からの開店までその準備をする。
 隣には福山から来られた「一颯かん」さんご夫妻が雑誌「銀花」のバックナンバーを並べられる。
 向かいの松本パークのスペースに蟲文庫岡崎武志堂、西荻モンガ堂、古本けもの道、ドンベーブックス、Some Netが並んでいる。
 開店は11時からだった。
 一箱古本市への参加は初めてである。不安と期待との入り混じった気分でお客さんを待つ。
 12時45分ごろから隣りの店主に店番をお願いして食事に出かけた。
 戻って来る途中、他の一箱古本のお店を見る。盛況だった。
 2時をまわったころ、南陀楼綾繁さんが来店。
 雑誌『季刊 本とコンピュータ』と『ナンダロウアヤシゲな日々』(無明舎出版) での「跋折羅」と小さな印刷機のルポのことなど談話。
のんき新聞」での南陀楼さんの連載「ホンの一枚」のことも。
 「跋折羅」関連で、資料として「劇画の地下水脈展」のチラシを進呈する。
 勝川克志『にこにこ影法師』をお買い上げいただきありがとうございました。

 一箱古本市の会場で、今月11月17日(火曜日)発売予定の本、南陀楼綾繁著『一箱古本市の歩きかた』(光文社新書)のチラシを入手。
 南陀楼さんに「一箱古本市」に参加してお会いできて、楽しい話も聞けてよかった。
 16時に販売終了。撤収する前に、スタッフの人にアンケート用紙を渡して、店頭のスペースを利用させてもらった大家さんに挨拶する。真向かいにある松本パークさんからミカンの差し入れがあった。スタッフや大家さんたちの協力に感謝です。

一箱古本市の歩きかた (光文社新書)

一箱古本市の歩きかた (光文社新書)

 参照:『ナンダロウアヤシゲな日々』(無明舎出版http://www.mumyosha.co.jp/docs/04new/nanda.html