虹とブルーノ・ムナーリ

 早朝17℃が一日の最高気温で、以後しだいに気温が下がる。北風が強く吹く。
 夕方、時雨(しぐ)れる。東の空に雄大な虹が立つのが眺められた。 
 夜、晴天で月と木星が明るい。夜9時過ぎに11℃。 

雨上がりに、太陽と反対方向の地表から空にかけて現れる七色の円弧状の帯。空中の水滴によって太陽光が分散されて生じる。内側が紫、外側が赤の主虹のほかに、離れてその外側に、色の配列が逆の副虹が見えることがある。  『大辞泉

 明治二十九年の子規の句に、「小夜時雨上野を虚子の来つゝあらん」 (病中二句の一句)
 『大辞泉』に引用されている句が、虚子の句で、「虹立ちて忽(たちま)ち君の在る如(ごと)し

 

 来月(11月)の新刊で気になる本。
 ブルーノ・ムナーリ著『正方形 ブルーノ・ムナーリかたちの不思議1』(平凡社
 ブルーノ・ムナーリ著『円形 ブルーノ・ムナーリかたちの不思議2』(平凡社
 ブルーノ・ムナーリ著『三角形 ブルーノ・ムナーリかたちの不思議3』(平凡社
 翻訳は、昨年(2009年)刊行された『ムナーリのことば』の阿部雅世氏である。
 平凡社から、もう一冊、山下敦弘監督による映画化で復刊される、川本三郎著『マイ・バック・ページ』(平凡社)。1988年刊の河出書房新社版から22年目の復刊である。
 参照:「マイ・バック・ページ」の目次(河出書房新社版)http://d.hatena.ne.jp/kurisu2/20100614
    『ムナーリのことば』http://heibonshatoday.blogspot.com/2009/08/blog-post_05.html