八十八夜

 1日、夕方のまだ明るい頃に、黄砂におおわれて視界2〜3キロメートル位で、遠くの山が霞んでいた。
 馴染みの園芸店で野菜の苗を購入。大葉、伏見甘長トウガラシ。
(先日、ゴーヤ・空心菜・万願寺トウガラシなど)

 2日、雑節の八十八夜である。立春から数えて八十八日目だ。夏も近づく八十八夜。
 南西の風が吹き、昨日からの黄砂がつづき、遠く山や建物が霞んで見えない。最高気温23度。
 二月、三月と梅の花が咲いていた公園の梅の木に青梅が大きくなっていた。
 大きさはもう二センチほどである。

 「青梅や黄梅やうつる軒らんぷ」。
 もう一句、「梅の実の落て黄なるあり青きあり」。
 明治二十六年の子規の句である。