「新藤兼人 百年の軌跡」のこと

 夜の九時前のNHKのローカルニュースで新藤兼人さんの訃報を耳にする。

 「新藤兼人 百年の軌跡」と題して4月から5月の2ヵ月に渡って作品の回顧上映があり、観に通っていた。
 先週は、24日に『銀心中』(1956年、日活、99分、白黒)と『流離の岸』(1956年、日活、101分、白黒)。
 25日に『触角』(1970年、近代映画協会、日本映画協会、104分、白黒)。
 26日に『女優』(1956年、近代映画協会、新東宝、93分、白黒)。
 27日に石原裕次郎主演のアクション映画『海の野郎ども』(1957年、日活、86分、白黒)を観たばかりだった。いずれも新藤兼人監督作品です。
 この日が5月の「新藤兼人 百年の軌跡」の上映最終日でした。