8日は、二十四節気のひとつ寒露である。
午前5時15分ごろ、外へ出てみると、オリオン座が南中していた。
月は天高く下弦の月であった。おうし座のアルデバラン、おおいぬ座のシリウスが明るく輝いている。
「冬のダイヤモンド」と呼ばれる六角形をたどり、星を観望する。
観望中に一瞬、こいぬ座のプロキオンの付近よりオリオン座を横切る流れ星が見えた。
先日のタイ映画で、ヘーマン・チェータミー監督の『メモリー 君といた場所』(2006年)が面白かった。映画では山岳地帯を舞台に都会から来た主人公が山岳民族の男に助けられる。
タイ山岳地帯は照葉樹林帯で、キノコを山林で採り、観光客も訪れる村の路上市場へ背負い籠(かご)にキノコを積んで持ち運び売るシーンがあった。
映画から影響を受けて、梅棹忠夫著『東南アジア紀行』の「第8章 最高峰にのぼる」を読む。

- 作者: 梅棹忠夫
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