企画展「佐野繁次郎の装幀本」に、佐野繁次郎によるパッケージデザインで、パピリオ化粧品の容器があった。
手前の三点は、白粉(おしろい)を入れるケースのようだ。
奥の黒い四角い箱のケースは、PAPILIO CREMEと表記されている。
その左はクリーム類を入れる容器だろうか。
展示品の解説から引用。
佐野は、1935(昭和10)年ごろから化粧品会社伊東胡蝶園(後のパビリオへ改称)のパッケージデザインをはじめる。
パビリオでは、花森安治とともに働き、1953(昭和28)年ごろには重役を務めた。