揚羽より速し吉野の女学生

 
 3日、深夜に雷雨。梅雨明け前の予兆。
 4日、夕方に土砂降り、じきに雨あがる。
 5日、晴れる。最高気温32℃。
 6日、曇り。夜も気温があまり下らず。最低気温26℃。

 7日は二十四節気のひとつ小暑であった。むしむしと蒸し暑い。
 にわか雨と曇りで天気が激しく変わった。
 夕方に濃い青空が雲間に見られるようになった。いよいよ夏来る? 
 小暑とは夏至の後、十五日目です。この季節はチョウトンボなど昆虫の活動が活発ですね。
 
 「揚羽より速し吉野の女学生」(藤田湘子)。
 村上護編『俳句の達人30人が語る「私の極意」』に所収の藤田湘子の自選十句より。

 藤田湘子著『20週俳句入門』で、「美しい詩語」として、「蝶の昼」の俳句に「愁いあり歩き慰む蝶の昼」(松本たかし)を取り上げていた。

20週俳句入門―第一作のつくり方から

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