織田作之助著『夫婦善哉 正続 他十二篇』のこと


 午前4時ごろ西の空の雲間に満月が眺められた。
 23日は二十四節気のひとつ大暑である。
 七十二候の自然の移り変わりでは、クマゼミ鳴き始め、松葉ボタン咲くとなっている。
 アブラゼミは鳴いているが、クマゼミはまだ鳴いていないようだ。
 公園の池にシオカラトンボとチョウトンボがハスの葉や枯れた茎にとまっていた。

 七月の岩波文庫の新刊に織田作之助著『夫婦善哉 正続 他十二篇』が刊行される。
 収録作品は、「夫婦善哉」「続夫婦善哉」「雪の夜」「放浪」「湯の町」「雨」「俗臭」「子守唄」「黒い顔」「聴雨」「勝負師」「姉妹」「木の都」「蛍」。
 「雪の夜」は、以前ラジオの朗読で聴いたことがあった。
 「恐るべき女」という作品の朗読も聴いたのだったが、この『夫婦善哉 正続 他十二篇』には収録されていないようだ。
参照: 『続 夫婦善哉』のことhttp://d.hatena.ne.jp/kurisu2/20110430