「読書の秋、私の一冊」

 7日は二十四節気のひとつ立冬である。ブロッコリー、サニーレタスの苗を植える。
 暦(こよみ)のうえで冬が始まる日。快晴で最低気温が15℃、最高気温が24℃。

 昨夜、ラジオ深夜便で、「ミッドナイトトーク」を聴く。                   
 「読書の秋、私の一冊」と題して、ゲストに田中優子さん。聞き手は川野一宇アンカー。
 一部、聞き書きしてみた。

 中学になって星を見るようになった。
 時間とは何か。
 SFに興味をもつようになった。
 「天文と気象」という雑誌を読んでいました。
 古本屋へ行くようになった。
 兄が買った本があれば、それも読むことになりました。
 SFにいったりした。
 その中で「風と共に去りぬ」を読んだりして、映画と本の落差に驚きましたね。
 原作と本は違いますが、その「タラのテーマ」をサウンド盤で聴いてみましょう。

 (SFで)スタニスワフ・レムの原作、映画「惑星ソラリス」、人の意識を形にしてしまう。
 深層心理と宇宙の問題意識がつながっている本が好きでした。

 ここまでが前半。

 0時のニュースをはさんで後半へ。

 今夜が着物でないので、衣服をめぐって、

 着物でなくアオザイです。
 紅葉のイメージです。
 ベトナムインドネシア、タイ、アジアの民族衣装の話。 

 スティーヴン・キング『11/22/63』、テレビに映されたケネディの暗殺の放送の日。
 ケネディの暗殺を止めなければならないという話。過去を変える話なんです。
 個人のレベルから国家のレベルまで。
 私たちは、(この小説を読んで)かけがえのない人生を思いおこさせる。

 グレン・ミラーのジャズ。

 江戸時代の本、井原西鶴の本が面白い。
 近松門左衛門上田秋成の面白さが話される。

 原文で読むのに声を出して読む。
 昔は声に出して読んでいた。
 お勧め。

 近代になっても樋口一葉の(本は)いやだということを必ずひとつ書いている。
 泉鏡花、しゃべっている言葉で書いている。 
 樋口一葉は表現が古典(からの教養によっている)。
 「にごりえ」、江戸時代の人が使っていた言葉を使っていた。
 時代小説「鬼平犯科帳」、今の東京にはない感覚を書いている。
 船で移動、臨場感の面白さ。
 藤沢周平、地方の藩の生活を描いてよく書かれている。

 書評は役に立ちます。
 インターネット上につながりが出来る。
 いろんな情報を手に入れながら読書できるようになっていますね。