「みうらじゅんのサントラくん」

 夜、NHKラジオの番組で、「みうらじゅんのサントラくん」を聴いた。
 午後9時5分から50分間の放送である。前半を聴く。
 ゲスト出演者が篠原ともえ玉袋筋太郎の二人であった。録音での出演である。

 一部、聞き書きをしてみた。
 冒頭、篠原ともえさんの大好きな映画が、《二十歳(はたち)の頃に見た映画なんですけど、「ファンタスティック・プラネット」という、フランスとチェコの合作のSFアニメなんですが、それは1973年に公開されていて篠原が生まれる前なんですけど、二十歳の頃、一人旅でニューヨークに行ったんですね。そのニューヨークに行った時に、ジョン・レノン小野洋子さんの息子さん、ショーン・レノン君とわたくしね、大親友でございまして、あのー、ともえがきっと好きだと思うよと、DVDを紹介されたんですね。そのDVDが「ファンタスティック・プラネット」だったんですね。》
 と、もう一本の好きな映画が「不思議惑星キン・ザ・ザ」で、例の異星人がクー、クー、クーという言葉でコミュニケーションをする奇妙な笑えるしぐさを語っていたのだった。
 篠原さんが星ガールであるというのも注目である。

 (昔、篠原さんに、みうらさんは)サングラスと長髪で怖いと思われていた。
 家で持って来たサントラ盤を、ここで(放送局)で放送するわけですが、一曲目は、ソノシート、「大怪獣戦 30怪獣大あばれ」、5分57秒。

 火星への日本の宇宙ステーション、三匹の怪獣に襲われる。
 防衛する宇宙防衛隊が全滅。
 宇宙の暴れ者の三匹の怪獣が地球に向かう。
 迎え撃つ地球の怪獣、モスララドン、バランらが宇宙からの無法者に立ち向かうのだった・・・。
 その実況中継が面白い。その当時、テレビやラジオでは行われないことがソノシートで行われていた。
 そこがいい。(篠原ともえさんのコメント)。

 二曲目は「特攻大作戦」のサントラ盤、オープニングのテーマ曲。
 60年代後半から70年代初頭までは、すごい濃い人が、流行っていたものですが、今は薄い顔の人が表になるんだろうが・・・。今はこういう濃い人がどこにいるんだろうか。
 三曲目は「デルタ・フォース」。

 そのあと、玉袋筋太郎のサントラくん時代の話が、トラック野郎の話になる。 
 つぎの曲は「狼男アメリカン」・・・。
 ここまでが放送の前半である。