宜野座菜央見著『モダン・ライフと戦争』


 晴れた。空気が乾燥して小春日和である。
 最高気温12℃、最低気温2℃。
 街路樹のサクラが咲いていた。秋に咲くサクラです。
 近くに寄って花弁(はなびら)やつぼみの状態を観察する。
 秋に咲くサクラの不思議について、以下の説明が参考になりました。
 参照:http://www.nodai.ac.jp/web_journal/adventure/vol5.html

 宜野座菜央見著『モダン・ライフと戦争』を読んでいる。
 副題が、「スクリーンのなかの女性たち」。
 「一九二〇年代のナビゲーター栗島すみ子」では、それまで歌舞伎の慣行にならって、男性俳優が女性の役を演じていたのに、止めの一撃を与えたのが栗島すみ子であった。 

二〇年から映画製作を開始したばかりの松竹はこの栗島すみ子というスターの誕生をもって製作システムを確立した。  17ページ

 栗島すみ子演じる女性キャラクターの変容を論じて興味深い。