立春

 2月になって、晴れたり曇ったり気温が上がり、連日最高気温が14℃から15℃ほどで暖かかった。
 3日は節分であった、立春の前日である。夜、鬼は外福は内と豆まきをする。
 4日、晴れる。二十四節気のひとつ立春である。気温が下がり最高気温10℃。最低気温6℃。寒さが戻った。
 

 
 月刊「みすず」2014年1・2月合併号が、毎年恒例の読書アンケートを特集している。
 「賛々語々」43(小沢信男)以外は、すべて読書アンケートである。

 金井美恵子『目白雑録5 小さいもの、大きいこと』を挙げていたのが鈴木了二氏(建築)。
 柄谷行人柳田国男論』を長谷正人氏(映画)。
 酒井順子ユーミンの罪』を増田聡氏(音楽学)。
 松本育子編『井上洋介図鑑』を苅部直氏(日本政治思想史)。
 呉智英吉本隆明という「共同幻想」』を竹内洋氏(社会学)。
 滝口明祥『井伏鱒二と「ちぐはぐ」な近代――漂流するアクチュアリティ』を鶴見俊輔氏。

 『井上洋介図鑑』を手にとって見ているのだが、『井上洋介画集』1971年に学藝書林から発行された四冊目の画集に金井美恵子が「ネクロフィールの世界」という文章を寄せているとあった。  『井上洋介図鑑』38ページ