西部劇映画論のこと

　ニキータ・ミハルコフ監督の映画『光と影のバラード』（１９７４年、旧ソ連、９５分、カラー）は西部劇のような味わいの作品で、列車で運ばれる赤軍の５０万ルーブルの資金をめぐる白軍と盗賊団の騎馬隊による強奪戦のスペクタクル、強盗団の親分に扮するニキータ・ミハルコフの演技が魅力的なのだが、今月の新刊で、川本徹『荒野のオデュッセイア――西部劇映画論』に注目する。
　みすず書房より刊行中である。
　参照：http://www.msz.co.jp/book/detail/07816.html

荒野のオデュッセイア―― 西部劇映画論