河童の供養句つづる立夏かな

 5日、二十四節気のひとつ立夏であった。晴れる。最低気温15℃、最高気温19℃。
 公園の池に睡蓮がつぼみをつけている。だが、蛙が一匹も見られない。
 空気が乾燥しているからか、両生類の蛙は大気の乾燥が苦手のようだ。
 池は沈黙の水面が広がっている。

 「河童の供養句つづる立夏かな
 飯田蛇笏の俳句で、昭和九年(1934年)の句で、自選句集「霊芝」に所収の一句だ。

 ヤマツツジの花。

 雑誌「波」2014年5月号の内山節の書評で、カール・オノレイ著『難題解決の達人たち 即効薬はなぜ効かないのか』に注目する。

難題解決の達人たち: 即効策はなぜ効かないのか

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