この花はハルジオンかな。いや、ヒメジョオンかな。
区別に迷う植物の名前である。
茎を折って、その折れ方などで調べる。
茎の中が空洞になっていないので、ヒメジョオンと同定した。
一枚一枚の花びらは細いながらやや幅がある。
新刊で、菅野昭正・編『書物の達人 丸谷才一』という本を手にとって見た。
2013年の世田谷文学館で開催された連続講演を書籍化している。
菅野昭正、川本三郎、湯川豊、岡野弘彦、鹿島茂、関容子の六名の講演です。(体調のため湯川豊さんは講演できず、文章で参加。)
川本三郎さんが、丸谷さんのエピソードで、声が大きかったことを強調している。
川本さんが書評でご一緒された時の丸谷さんの声の迫力にビックリしたエピソードである。
そういえば、丸谷さんの亡くなった時にテレビのニュースで映像が放送され、その声が大きかったなぁと思い出しました。そういう風に、さまざまな丸谷才一論が愉しめる新書です。