伊馬春部のこと


 晴れる、最低気温25℃、最高気温31℃。
 大賀ハスといわれているが、ハスは花を閉じていた。

 今月(7月)の新刊に、『現代語訳 東海道膝栗毛(上)』が、岩波現代文庫で16日に発売のようだ。
 伊馬春部による「東海道膝栗毛」の現代語訳である。
 東海道を弥治郎兵衛と喜多八の二人組が江戸から京まで旅に出る。上巻は江戸から桑名まで。
 
 伊馬春部といえば、井伏鱒二の『屋根の上のサワン』(角川文庫)の解説が伊馬春部でした。
 この解説は、井伏鱒二への聞き書きを解説としているユニークなものです。
 井伏家を訪れて松茸を御馳走(ごちそう)になりながらの聞き書きであると書いている。