渓くだる大揚羽蝶どこまでも


 晴れる、最高気温30℃、最低気温23℃。梅雨の中休みのような天気である。
 チョウトンボを見かけた。ハスの葉にとまっている。
 

トンボ科の昆虫。体は黒色。翅(はね)は幅広く、先端が透明なほかは黒褐色で紫青色または金緑色の光沢がある。池沼の上をチョウのように飛ぶ。本州から九州まで分布。 『大辞泉

 「揚羽とぶ花ぬれてゐるむぐらかな」、昭和9年(1934)の飯田蛇笏の俳句です。「霊芝」から。
 「渓くだる大揚羽蝶どこまでも」、昭和10年の俳句です。