広しきに僧と二人の涼みかな

 
 七月の後半は晴天がつづいた。八月になってからは雨や曇りの日がつづく。
 5日、小雨のあと雨上がり、最高気温28℃、最低気温26℃。湿度が高い。
 街路樹の樹木は夏木立で、青く生い茂っている。ナツメの実が鈴なりになっていた。


 「みちのくへ涼みに行くや下駄はいて」、明治二十六年の正岡子規の俳句です。
 「松嶋一見せんとて上野の汽車にのりて」と、前書きがある。
 「広しきに僧と二人の涼みかな
 この句の前書きは、「二本松満福寺」とあります。 

 新刊で、塚本珪一著『フンコロガシ先生の京都昆虫記』に注目する。

フンコロガシ先生の京都昆虫記

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