月刊「みすず」2015年1・2月合併号の毎年恒例の読書アンケートを見る。
読んだ本のコメントを読むのは興味深いものだ。
関川夏央『子規、最後の八年』(講談社)とドナルド・キーン『正岡子規』(角地幸男訳・新潮社)へのコメントを江口重幸氏(精神医学)がしている。
江口氏のコメント。
《子規とケアについてまとめなければならず、それを好機に未読だった二冊を読む。まったくスタイルは異なるが、子規のことを書くと皆熱を帯びてくるのがわかる。とくに前者では同時代を横断するさまざまな側面を教えられ、何倍も楽しむことができた。》
関川夏央さんが、たとえば、同書での明治19年の長崎事件、これは関川さんは日清戦争の前哨戦であったと観ていましたね。
- 作者: 関川夏央
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2011/04/02
- メディア: 単行本
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- 作者: ドナルドキーン,Donald Keene,角地幸男
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2012/08/01
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