「文學界」2015年5月号が総力特集「映画の狂宴」で、蓮實重彦、青山真治、阿部和重の各氏による座談会「映画三狂人、アメリカ映画を大いに語る」にウェス・アンダーソン監督を取り上げていた。
一部引用すると、
阿部 最近のアメリカ映画で、「これだ」という作品はありますか。
蓮實 面白いものはいろいろあるでしょうが、昨年の暮れにちょっと病気をしてから、全然見られていません。「グランド・ブダペスト・ホテル」(一四)のウェス・アンダーソンは素晴らしいし、最近の若い人では「セインツ―約束の果て―」(一三)のデヴィッド・ロウリーはいいですね。
他に、
阿部 アメリカ映画は今テキサスの時代なんですね。