駄馬つづく阿蘇街道の若葉かな

 前日は雨のち夕方に回復して晴れ上がった。
 今日も快晴で朝は13℃、昼は26℃まで気温が上がる。
 雲ひとつない五月の晴れ間で風が乾いてさわやかだ。
 公園の葉桜のあちこちに赤い実がぶら下がっている。
 小さなサクランボウ(桜ん坊)が青葉に包まれている。

 桜の果実の総称。特にセイヨウミザクラの実をいい、六月ごろ紅色・黄色に熟したものを食用とするほか、缶詰・ジャムなどにする。おうとう。さくらんぼ。  『大辞泉


 「駄馬つづく阿蘇街道の若葉かな

 明治29年(1896年)の夏目漱石の俳句である。
 熊本の阿蘇山夏目漱石が訪れた時の句であろうか。
 後年、阿蘇山を舞台にした小説に『二百十日』がありますね。