萩原由加里著『政岡憲三とその時代』のこと

 快晴でさわやかな風が吹き、空気が乾燥している。最高気温27℃、最低気温14℃。
 クローバーの白い花畑にミツバチが飛ぶ。
 昆虫が活発に活動する時期を迎えた。

 2013年12月に、「蘇ったフィルムたち〜東京国立近代美術館フィルムセンター復元作品特集」を映像文化ライブラリーで観ました。
 その中の一本に、政岡憲三監督のアニメーションで、『くもとちゅうりっぷ』(デジタル復元版、1943年、松竹動画研究部、15分、白黒)がありました。完成度が高く素晴らしかった。
 その作者の政岡憲三についての研究書が出ている。
 萩原由加里著『政岡憲三とその時代』(青弓社)という新刊がそれです。