柿の木であいと答へる小僧哉


 街路樹のナツメが色づいている。赤黒くなっている実も見られる。
 鳥がつついているのか、木の周辺にナツメの実が落ちて散らばっていた。
 
 「渋柿と鳥も知て通りけり
 「柿の木であいと答へる小僧哉

  小林一茶の俳句で文政三年(1820年)の句です。