『ユリイカ 2016年2月号』から

 『ユリイカ 2016年2月号』を手にとってみた。
 特集「原節子と〈昭和〉の風景」で、岡田茉莉子吉田喜重の対談「永遠の謎 最後の映画スター・原節子」を読む。
 吉田喜重の日本の映画スターの歴史から原節子の女優論を、原節子と共演したことのある岡田茉莉子と語っているのでじつに興味深かった。
 成瀬巳喜男監督の『流れる』(1956年)で往年の映画スター栗島すみ子や、高峰秀子田中絹代山田五十鈴杉村春子といった女優に混じって、岡田茉莉子がもっとも若い芸者を演じたオールスター作品の印象を語っている。
 参照:『ユリイカ』2016年2月号http://www.seidosha.co.jp/index.php?9784791703043