『別冊太陽 長新太』


 晴れて非常に乾燥している。最高気温10℃、最低気温1℃。 
 風がなく、ツバキが咲いていた。近くに寄って見る。
 白と赤の混じった花弁(はなびら)で、しぼり染めのような模様だった。
 つぼみの模様がしぼり染めの感じである。
 花弁の色の混じり具合がいい感じだ。
 ツバキは、花びらが重なっている状態からお椀のように開く。
 小さなパラボラアンテナである。
 中央の雄しべに光が集中するかのような形になっている。

 『別冊太陽 長新太』を手にとって見た。副題が「ユーモアとナンセンスの王様」。
 別冊太陽は大判サイズの本であるので、長新太の絵がゆったりとレイアウトされている。
 編集はアンソロジー風のものになっている。
 エッセイが収録されている。
 井上洋介のエッセイ「長新太充分」と松本猛「長さんのアトリエ」、それに松居直「長新太さんとの出合い」に注目しました。