『新刊展望』9月号の「今月の主な新刊」で注目したのは、『稲垣足穂 飛行機の黄昏』である。
版元の平凡社の内容紹介は、
《独特のモダニズム感覚で、今も根強い人気を誇る稲垣足穂。月や星への憧れ、ヒコーキ野郎たち礼讃、神戸の街への偏愛、そして幼少期の不思議な体験・・・・・・。珠玉の随筆を精選。》
参照:http://www.heibonsha.co.jp/book/b239696.html

- 作者: 稲垣足穂
- 出版社/メーカー: 平凡社
- 発売日: 2016/08/16
- メディア: 単行本
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ところで、ヒコーキ野郎たち礼賛といえば、稲垣足穂は「ヒコーキ野郎たち」「扇の港」で民間人で日本最初の宙返りに成功した山縣豊太郎に出会ったことを回想している。
大正八年五月、第二鶴羽号という飛行機で山縣豊太郎は成功した。
鶴羽根神社に、山縣豊太郎の飛行服姿の石像がある。
参照:http://d.hatena.ne.jp/kurisu2/20160227
http://d.hatena.ne.jp/kurisu2/20160301