「新刊展望」最終号

「新刊展望」2017年1月号

 もうすぐ冬至であるが、気温が高く晴れた。最高気温16℃、最低気温10℃。
 落葉樹の葉はすっかり散ってしまい、枯れ枝のシルエットが青空に映える。

 書店で「新刊展望」2017年1月号を頂いた。
 1957年に創刊した60年もつづいた「新刊展望」誌が休刊で、この1月号が最終号になる。
 出版界の情報誌の紙から電子書籍への流れが加速している。

 「今月の新書より」で、尾本恵市著『ヒトと文明』(ちくま新書)、小川軽舟著『俳句と暮らす』(中公新書)、東谷暁著『預言者 梅棹忠夫』(文春新書)に注目した。

俳句と暮らす (中公新書)

俳句と暮らす (中公新書)

 「今月の文庫より」で、獅子文六著『青春怪談』(ちくま文庫)、与謝蕪村・藤田真一編著『蕪村文集』なども。

蕪村文集 (岩波文庫)

蕪村文集 (岩波文庫)