水鳥に人とどまれば夕日あり

ヒドリガモの群れ

 立春を過ぎても寒気の日々だったが、急に春めいた。
 南西の風が吹き、晴れて青空が広がる。最高気温15℃、最低気温1℃。
 渡り鳥のヒドリガモが、川に一面に群れていた。のどかな日向ぼっこする野鳥の群れ。
 
 「水鳥に人とどまれば夕日あり

 中村汀女の俳句で、昭和十一年(1936年)の句です。